フィリピンの台風(1)

 

今回、フィリピンに巨大な台風が

甚大な被害をもたらし、日々報道されています。

その傷ましに日々心を痛めている人も多いかと思います。

私めも多少の義援金を寄付させていただきました。

我々はこのような猛烈な台風を未だかって知りません。

気圧が900hpsを下回り、風速も90mを

超えていたと言われています。

以前見たアメリカのハリウッド映画です。

マスコミは地球温暖化が原因で

日本も今世紀末には同レベルの台風に

見舞われる可能性が大いにあるように

報じています。

よって、二酸化炭素の排出が

また大いなる問題になるはずですが、

一向にその気配がありません。

むしろ小泉元首相の発言などもあり、

寧ろ、原発即時廃止論が取り上げられています。

 

原発は確かに大問題で、

核廃棄物の処理がお手上げ状態です。

私めも基本的にはこの問題が解決されない限り

原発に関しては反対の立場です。

しかし、ただ、ちょっと原発の扱いにトラブルを

生じたからと言って即、原発廃止という議論は

あまりに身勝手のように思えます。

確かに、日本は原発即廃止しても

生活は成り立つでしょう。

しかし、代替エネルギーはどうするのでしょうか?

二酸化炭素を排出しない自然エネルギーは現状ありません。

フィリピンのような発展途上国にはこのような災害が

かなりの頻度で襲い、多くの人がなくなるでしょう。

簡単に気分的な問題で原発反対と

叫べばいいようには思えません。

我々がこの反映を謳歌したために地球の温暖化が起こっています。

そして多数の死者が出ています。

原発即廃止するのは我々も

国力が落ちて生活レベルも落として良いと

言う相当な覚悟がいります。

そうなった時には日本にも生活苦で

生きていけない人も多く出ることでしょう。

それも含めてです。