忘れるということの男と女の違い

どうやら男と女の忘却は根本的に違うようです。

みなさんもお気づきのように女性の記憶力は

恐ろしさを感じるくらいに鮮明です。

過去の二人の会話や約束、デートや旅行、男の行動それらを

詳細に覚えています。

男性は自分の言った言葉や二人で行った先、

誕生日やクリスマスのプレゼントなどなど

ことごとく忘却のかなたです。

なんとなく覚えていてもそれがどの女との記憶か定かではないことも多く、

思わず墓穴を掘ることもしばしばです。

時として以前付き合っていた女性の名前さえ忘れるくらいです。

男性は兎に角、忘れる動物のようです。

これは多分、古代からの男女の立場の差によるものと思われます。

女性は肉体的なハンデイーがあるため兎に角、

過去の失敗やいやな経験、危険性、

相手の行動や習性、言葉をしっかり記憶しておき

生き抜くための武器としてきたのでしょう。

特にその時の感情・喜び、悲しみ、怖さはしっかり記憶されるようです。

一方男性が記憶しなくてはいけないことは

狩猟の成功ストリーやその狩りの場や時間・季節です。

つまり成功談くらいしか記憶されません。

これは自慢話になって呼び起こされます。

男性は半面、危険に遭遇した時の恐怖や失敗の経験は忘れることで

くよくよすることなく前に前進できるように出来ているようです。

しかしながら

恋愛においてはこの記憶の能力が時として全く男女において

真逆に表れることがしばしばあります。

それは男と女の別れの際です。

女性は男性と別れてからはその男性に未練を持つことはまるでありません。

全てこれまでのことは忘れ去ったのごとく、

別れた後はむしろ生き生きとして生活します。

一方男性はそれまで散々好き勝手に行動してきたはずなのに、

離れていった女性をいつまでも忘れることが出来ずに

未練がましく立ちふる舞い、くよくよと過ごしていきます。

元恋人によるストーカ事件や熟年離婚など男性の行動に

その例をよく見ることが出来ます。

不思議です。

決して忘れることが出来ない女性が

男性をすっかり忘れ去ってしまい、

全てすぐに忘れるはずの男性が

いつまでもその女性を思い続けているのです。

これは女性が忘れられないからその男性を許せずにいて

男性は全て忘れ去っているからその女性を忘れられない

ということでしょうか??

根本的に男と女は脳の構造が違うようです。

ここから全ては来ています。

我々、男族は

この、女は絶対忘れない、許さない現実

を決して忘れてはなりません。

心許してはならないのです。