天才ASKAの宿命

ASUKAの記事は益々、新事実が出てきているようで

世の中の好奇の心をひきつけています。

またそれとともにASUKAの才能やその天才性を

惜しむ声が業界から盛んに聞こえてきます。

確かに素晴らしい作品を多々残し、

その才能は賞賛されるべきでしょう。

しかし、それ故の苦悩も報じられ

その苦しみゆえの薬物依存という結末だったようです。

 

このようなパターンはこれまでもよく見られ

音楽、ダンス、美術、演劇、スポーツの世界で

トップを極めて人にしばしば見かけられます。

その構造は以下のようです。

 

音楽、ダンス、美術、演劇、スポーツなどの才能は

テストステロンの分泌量に左右されるそうです。

テストステロンは成功を求め、支配を求めるいわば男性の魅力を

高める物質です。

成功への他社からの賞賛や自意識は快楽物質のドーパミンの照射を

増加させて、それに酔いしれます。

特に大きな舞台での拍手喝采時に味わう陶酔恍惚感は一種の

エクスタシーとまで言われます。

そのエクスタシーを味わうためにまた何度も舞台に立つことを目指すそうです。

 

その作用は覚せい剤と一緒です。

覚せい剤はドーパミンの分泌を大きく助長します。

恍惚感が忘れない人は舞台での快感を覚せい剤に求めてしまうのです。

セックスもドーパミンの大量放射によって快感を引き出します。

 

ASUKAも愛人とのセックスの快楽で満足しておくべきだったのですが、

その両方を求めてしまった結果なのでしょう。

そこは魔界の快楽です。

既に人間ではなくなる世界なのです。

 

天才が故に落ちいてしまった地獄。

やはり、幸せというものは

普通でいいのかも知れません。