早朝のインコの鳴き声

年を取ったせいか最近は早朝散歩によく出かけます。

この早春の時期は、桜のつぼみが膨れてきて、

うぐいすのさえずりやメジロの可愛い姿など、

早起きの三文の得が何よりの楽しみです。

しかし、この1~2年早朝の散歩の事情が少し変わってきました。

それは日本の春の曙に相応しくない生き物を見かけるようになったからです。

黄緑の中型インコの群れの出現です。

桜並木や電線に群れで止まって、不気味な声を張り上げているのです。

ネットで調べるとインドやスリランカ原産のワカケホンセイインコという種類らしいのです。

色も姿もとても日本の風景にそぐわないのですが、

なんと言ってもその声が熱帯ジャングルでよく聞くようなかん高く不気味なのです。

飛ぶ姿も直線的でスピードがあり、鳴きながら飛行しています。

可愛くない飛び方しています

これまで日本で見かけていた在来種や渡り鳥たちなどの

鳥たちとは明らかに異質です。

ここは日本か??

と思うような異様な姿と鳴き声が早朝の桜並木に君臨しています。

そしてよく観察していると、桜のつぼみを食べています。

こいつら、日本の風景を壊すだけでなく、桜の花まで破壊する気か!!

こんな鳥をだれが一体輸入して離したのか!!

それは多分、あなたです。

ペットとして購入し、飽きて離してしまって捨ててしまった貴方です。

この鳥、声は大きのですが、インコとしての資格にかけています。

それはおしゃべりをしない鳥なのです。

そのために、今では評価が落ちて誰も見向きもしないのです。

考えれば可哀想な鳥なのかもしれません。

まるでアライグマと同じ運命です。

芸もなく見かけは派手で異様な声で泣きわめく!!

ふと巷に溢れる奇妙な女たちの顔も浮かんできます。

飽きられて捨てられて誰も見向きもしなくなった女たちです。

早朝の桜並木の散歩道。

まるでジャングルに迷い込んだ感じです。

今年は、うぐいすの鳴き声も余り聞きません。

あの声に恐れをなして他に言ってしまったようです。

自分は今、一体どこに住んでいるのか??

と多分、木も花も鳥も魚も動物も、そして人間も

周りを別のもの囲まれつつあります。

温暖化、グローバル化!!

日本の趣が消え去っていきます。

お金が欲しいがためにこんな事になってしまっている!!

悪魔の嘆きです。