清原和博が昨日保釈されました。
連日の報道は熱を帯びてアスカ以上の時間を割いているようです。
何しろ誰もが知る国民的ヒーローですから、清原和博は。
忘れられないのはドラフトでの巨人が彼を指名しなかった時の
彼の悲しそうな顔と
翌年の巨人との日本一対決での勝利目前であふれ出る涙姿です。
その時の清い清原君はどこに行ってしまったのか!!
西武に入団後も清原は巨人への熱い思いは消えることは
なかったといいます。
巨人とのオープン戦でロッカーで巨人のユニフォームを着せてもらい
涙したとも言います。
最終的にはFAで巨人に入ることは出来ましたが、
そのときの巨人フロントの態度は極めて礼を尽くした態度ではなかったようです。
そんなに入りたかったなら入れてやる
的な応対だったと後に清原は述懐しています。
どうやら覚せい剤は巨人で使い始めたと言われています。
巨人での故障やチームからのプレッシャーに耐えられなかったようです。
甘えている!
が世間の評価です。
それは正しいと思います。
誰もが望んでも手に入れられないものをすべてを手に入れた人が何故だ!!
実績もお金も名声も、そして超美人の嫁さんまで手に入れたのに。
自分と比較しても格段の差です。
確かに甘えと弱さです。
しかし、何故か清原にはシンパシーを覚えます。
彼の純なる若き心は巨人という組織の魔物に傷つけられすぎたのでしょう。
その心は決して癒されることなく求めれば求めるほど裏切りと
冷たい仕打ちにあってしまったのです。
個人が心無い組織から受けるダメージはかなりきついものがあります。
人を人とも思わないトップが君臨する組織全体は人の心を殺してゆきます。
管理者は成果を争うことだけに奔走して個性の尊重や人間関係の構築などは
顧みることはありません。
多くの組織に支配される人たちは傷つき、心を殺してやがて鬱病を病んでいきます。
巨人を運営しているのは読売からの出向者ばかりです。
100%組織の論理で動いています。
フロントの人たちは野球や選手などはどうでもいいのです。
成果を出して一刻も早く本社に帰ることだけ考えてます。
これが夢を売っていると自称する大巨人そしてプロ野球の実態です。
純なる野球少年は組織の論理に打ちのめされました。
まるでわが身を見るような同情心が湧いてきます。
トラウマを抱えた人の心をどんないい女も大金もカバーすることはできません。
清原君、自分で自分を立て直すしかないのです。
桑田君もう少し清原君に寄り添ってあげたらどうですか!!
それが友達でしょう!!
桑田君は賢いのでしょうが冷めすぎです。
桑田は巨人との密約があったのかどうか分かりませんが、
実態としては友達を裏切ったことに変わりはありません。
普通の男なら友達を裏切ってまで巨人に入ることは出来ません。
そのときの借りをいま返すべきですよ、桑田君。
どうも桑田真澄は根本的には好きになれませんでした。
賢くて隙がない立派な人物ですが・・・。
寧ろ、子供で単純な清原和博の無邪気な笑顔に親しみを感じます。
清原君、もう虚勢を張って刺青やピアスなどはする必要はありません。
弱虫で泣き虫の清原で充分です。
必ず薬を抜いて帰って来いよ!
待っているぞ。
しかし、別れたモデルの亜希さんは見れば見るほど
いい女です。
皮肉にもこれから彼女は大いに売れまくるでしょう。
テレビ局にとっては最高の視聴率稼ぎのタレントになるでしょうから。