辺野古のトラブル

ここのところ沖縄と政府の辺野古の埋め立て問題が騒がれています。

翁長知事はサンゴの破壊があったとして工事の停止を求めています。

まるでヤクザが何かネタを見つけていちゃもん付けているような感じがしてなりません。

知事は何が何でも中止することを目指していると公言もしています。

国は出来るだけ知らんぷりを決めて相手にしないようにしています。

なんか行きつく先の見えない救われないケンカの気がします。

そもそもサンゴが少し破壊されたくらいでは県は本来は大騒ぎできないはずです。

なぜなら沖縄はあちらこちら開発だらけ埋め立てだらけで

もはやサンゴなど一部の場所でしかみられなくなっていて

ずっと破壊され続けているからです。

海がどこまでも青く美しく、水面を視ている限りでは

実に自然豊かな海に見えますが、

実は海中はサンゴの死骸だらけです。

現在、那覇空港は第二滑走路を作るべく

大規模なうめたて行い始めてもいます。

これは県の強い要望で国も沖縄振興のために大盤振る舞いをしている

事業です。

これはサンゴ礁の大破壊そのものです。

サンゴの破壊が大問題ならば那覇空港の第二滑走路増設も

中止したほうがいいはずです。

沖縄の小さな島はどの県よりも比べて開発と振興事業だらけです。

隣の奄美と比べれば歴然です。

セメントだらけの島、それが沖縄の実態です。

我々が期待しているはずの自然などはもうあと少しで

なくなってしまうでしょう。

福島の原発以来、毎週金曜日は国会周辺では

原発反対の人たちが集会を開いていましたが、

不思議なことにここ最近はほとんど姿を見かけません。

南の春のジュゴンの海辺では同じような太鼓の男が響いているそうです。