女のランニングコスト

3か月前に我が家に初めてプリンターなるものを導入しました。

これまで印刷の必要時には会社やコンビニでプリントしていましたが

嫁のたっての希望です。

確かに家にあると便利であることは確かです。

何時もの家電はヤマダ電気というパターンで

プリンター売り場を物色したのですが、

驚きはその価格の安さです。

簡単のプリンターで充分と考えていたのですが

数万円はと腹積もりしていたところ

カラープリンターでWi-Fi付きでA4で何と1万円以下で買えるのです。

中にはWi-Fi機能なしでは5千円以下です。

これは有り難い!!

と早々に販売員の説明も上の空に

Canonの6,800円のA4と写真用紙専用の

Wi-Fiランのカラプリンターを購入いたしました。

嫁と自分のPCを簡単設定でプリンターにランで繋いで

直ぐに使用開始です。

安い割には色も綺麗です。

世の中、やはり進歩が凄い!

とその便利さに感心がしきりだったのです。

が、です!!

やがてインク切れのアラームが点灯し

インク調達にヤマダ電気に出かけたのですが・・・・

インク売り場で驚愕の事実を知ることになりました。

何とインクカートリッジに3千円~4千円代の値札化付いているのです!!

ええ!!2~3回買えば本体より高くなる!!

心をまるで詐欺に会ったような気持ちです。

プリンターメイカーの罠にハマってしまったのです。

そうなんです。

あいつらは気楽に本体を掴ませておいて

ランニングコストで儲ける戦略だったのです。

インクがなければ何の意味のないのがプリンターです。

人は一度使えばその快感から抜け出せません。

まるで覚せい剤や麻薬と同じです。

同じような商法を考えてみると世の中には数多くあります。

一度味を覚え込ませて離せなくするやりかたです。

典型的なものに今のスマホ商法が挙げられます。

本体をタダ同然にして通信料でしこたま儲けるやり方です。

国民の殆どは月額1万円近いスマホの利用料を払っている筈です。

待てよ、もっとあくどい商法がある!!

ふと浮かんだのが嫁の顔でした。

そう言えば最初は実に簡単に手に入ったなあ~

そのあとのランニングコストが膨大です。

多くの男たちはこの女たちの仕掛けたトラップに自ら飛び込んでいます。

最初に与えられる快楽に溺れたままに

実はその後の手間暇経費に気づかないままに過ごしているのが

世の男たちの実態です。

今日は5月5日、ゴールデンウークの真っただ中、天気も快晴です。

これから嫁を連れてお出かけです。

こうしておくことで日々の円満な生活が確保されます。

何故かちょっと悲しい気持ちで

笑顔で一生懸命サービスするしか道はありません。