最近はテレビで動物園を扱うケースが非常に多くなっています。
これも旭川動物園の成功で全国的に
かなり動物園が楽しい仕掛けをやり始め
一種の動物園ブームが起こっているからでしょう。
また、動物も人間から見れば楽しめるパーフォンマンスを演じ
(まあ多分動物にとって普通の動作なのでしょうが)
見る人を喜ばせています。
特に赤ちゃんが生まれるともう大変な騒ぎで
生まれる前からの記録や動物園の職員の苦労などが感動的に
放映されています。
全て根本は動物園は自然保護の象徴で子供の情緒教育にも最良のものとして
もてはやす精神が存在します。
これって何かおかしいのでは?!
人間が勝手に自然界から捕らえてきて檻に入れて
自由も与えず、芸なども覚えさて人間を喜ばすことを
求める。
その代わり生活の保証をする。
動物は本当にそれで幸せなのでしょうか?
そんなことはないはずです。
「動物は可愛い!!」
「動物は人間に自然のすばらしさを教えてくれる??」
ほとんどの人の認識です。
赤ちゃんが生まれて育児放棄する動物も多く、
それを育てる職員の姿もドキュメントとして
よく放映されます。
それって感動の物語でしょうか?
根本は親が動物園の檻では
子育てが出来なくて育児放棄しているのでは?
完全にストレスが原因ではないのでしょうか?
そんなことを報道する番組はどこもありません。
そんな親にしてしまったのは動物園です。
そこに働く職員の心が分かりません。
本当に動物が好きなのでしょうか?
私は動物園があまり好きではありません。
動物を見ているとみんな泣いているようにしか見えません。
動物の苦しんでいる姿をおもいしろおかしく見ているのは
悪趣味としか言い様がありません。
熊はよく金網の前で行ったり来たりして
外を伺う姿をよく見せます。
外に出たくて仕方ないのでしょう。
それを人間は「何やっているんだうね?」
「滑稽だね。」
子供連れで喜んで見ています。
動物の囚われの姿を見ていると
自分のサラーリーマン時代を思い出します。
食べるために自由を犠牲にしてる。
ある意味屈辱です。
子供たちに国をあげて動物園を推奨するのは
「君たちも早くこのようになるんだよ」
という暗黙の教育にしか思えないのは考えすぎでしょうか?
人間は動物園の動物たちを自然に返して
テレビカメラで観察する。
もうそれで充分だしもっと本当の姿が見れて
楽しいし子供の教育にもいいのではないでしょうか?
監視社会は人間界ではなく動物界にするべきでしょう・・・。
ただし自然の中での監査監視です。