『かめむし』をご存知でしょうか?
ウイッキペデアにはこのように記されいます。
カメムシ(椿象、亀虫)は、カメムシ目(半翅目)・カメムシ亜目(異翅亜目)に属する昆虫のうち、カメムシ科など陸生昆虫の総称である。標準和名を「カメムシ」とする昆虫は存在しない。悪臭を放つことで知られる。そこから日本では「クサムシ」や「屁こき虫」という俗称があり、「ヘッピリ」や「クサンボ」「ジャコ」という地方名も知られる。英名の“stink bug”(臭い虫)もその習性に由来する。
このカメムシが、昨年、新潟や群馬の山間地で大発生していました。
昨年訪れた秋に新潟、群馬の訪れた温泉で大量のカメムシに悩まされたのです。
新潟の松之山温泉では、露天風呂に大量のカメムシの死骸があり、
カメムシくんとの混浴とあいなり、
部屋では一晩中、電気に誘われて侵入した飛び交うカメムシと格闘してしまいました。
個人的には、カメムシには子供の頃から慣れていて、格段気にならないのですが、
同伴の女性が都会育ちで、まるで昆虫類に耐性がなく、カメムシが飛ぶ度に、
悲鳴の連続でやむなく駆除に追われたのです。
こんなときはつくづく思うのは
やはり、都会の女は面倒だ!!
ですが、せっかく連れ出した下心をカメムシごときに邪魔されては、これまでの投資が無駄になります。
旅館の部屋には、殺虫剤も用意されていなく、
考えた末に、ペットボトルに取り込んで捕獲しました。
その数、一晩で大凡50匹。
カメムシ捕獲は、空いたペットボトルの口を虫に被せれば簡単にできます。
決して手で捕まえてはNGです。
上記のようにカメムシは、様々な種類があり、
今回大発生していたカメムシを調べるとクサギカメムシというものでした。
同じく、ウイッキペデイアにはこうあります。
日本のほぼ全土に分布し、ごく普通種である。山野にも普通であるが、耕作地に出現することも多い。多食性で、幅広い植物につき、果樹や豆類の害虫としても古くから知られてきた。また成虫が越冬の際に人家に入り込むことがあり、その悪臭を出す性質もあって衛生害虫としても知られている。1990年代に近畿地方を中心にアオカメムシ類の大発生があった折、クサギカメムシも多く含まれていた。
そしてこのクサギカメムシ、今年も大発生しそうです。
というのは、先週の4月10日の雪が関東に降った日に、
新潟の咲花温泉に宿泊したのですが、
早くも、部屋でこのカメムシを3匹捕獲してしまいました。
どうやら、暖房に誘われて越冬していたカメムシが這い出したらしいのですが、
今年も大発生の予兆ありです。
この夏から秋にかけて再度、大量発生するのではないかと推測しています。
この時期に信越地域の山間部にお出かけの際には
どうか、殺虫剤がお持ちください。
特に都会育ちの彼女を連れて行く際には必須です。
なお、お忘れになった際には、
ペットボトルが役立ちます。
今年もカメムシくんと露天風呂に入れるかと考えると
実に楽しみです。
なお、昨年宿泊した松之山温泉のとある旅館、じゃらん評価で最低点を付けて投稿したところ、
削除されてしまいました。
じゃらん評価もどうやら意図的な要素があるようです。
それ以来、あまり信用しないようにしています。