今年は69回目の終戦記念日でした。
先日、8月15日に15年ぶりに靖国神社と千鳥が淵の戦没者墓苑に
参拝に行ってきました。
想像以上に若い人が多いことに
驚きました。
年配の人ばかりかと思っていましたが
20代、30代、40代、50代と平均的に参拝されていました。
夕方でしたが参拝までに30分ほど並びました。
これだけ色々な人たちが来ていることは
ある意味日本も安心です。
しっかりお国のために散って行った人達への
多くの人たちが崇敬の念を持っている証拠です。
国民はある意味思いは一つになっています。
しかし、参拝の人たちは多分色々な思いで、考えで
参拝に望んでいるんことでしょう。
ある意味、私も実はA級戦犯の合祇には疑問ですが、
亡くなられた方々には心から感謝の念は抱いています。
そもそもこの日を日本は終戦記念日と称しています。
敗戦記念日ではないのです。
サンフランシスコ講和条約では無条件降伏を
形の上ではしているのですが、
心の中では負けを認めたくないからです。
それは戦後の政権を担った人たちが
戦前と同じ支配者層だったからです。
天皇制もそのままの形で残されました。
戦前と同じ流れを組む戦後の政権の担い手たち、
岸や池田元総理などですが、
自分らの一派を否定はしたくなかったし、
むしろ肯定したいくらいなのです。
その流れが今の安倍政権で如実に表れています。
ではなぜ戦前の支配者層が一掃されなかったのでしょうか?
それはアメリカの都合でした。
その時、共産主義に日本にも迫ってきていました。
戦前の支配者層を一掃すると日本が統治できないと
考えたからです。
天皇陛下も一緒です。
その為に日本は戦争の徹底した総括、反省が出来ないまま
現在を迎えています。
ドイツのようにそれまでの政権ナチスを全面的に消し去り
否定するようなことがなかったために
戦後の日本の支配者たちは自らを反省することなく
総括もしないままにここまで過ごしてきました。
そこを怒っているのが中国や韓国です。
ちょっとお金を出して
わるかったなあ!
位で誤魔化そうとしているからです。
沖縄も一緒です。
本当の謝罪を日本はしてないのです。
もっと問題は国民に対しても政府は謝罪していません。
戦争没者230万人一般人90万人の犠牲を出しています。
実に勝ち目のない馬鹿げた戦争で
国民を盾にして死なせた戦争です。
政府は非を認めその総括を徹底的にやるべきです。
私は国民全体がこの日は全ての犠牲者に哀悼の意を示し、
1日喪に伏す日にすべきと考えています。
天皇陛下も参拝できる国立の犠牲者を祭る施設を
作って子供から大人まで全ての人が参拝すべきと思っています。
そしてはっきり負けを認めて敗戦記念日として
その日は国民全体で振り返る日にするのです。
特攻の人たちや原爆で亡くなった人たちの責任は
誰にあったのか明確にして、
国民全体で反省して祈るべきです。
靖国の参拝者では
結構賢そうな綺麗な女性も沢山来ていました。
思わず目を奪れました。
右翼の人たちも沢山いましたが
右翼の彼女でしょうか・・・・
少し楽しめました。
来年もまた行くことを
心に決めています。
靖国の鳥居をくぐてから
何故か涙が止まりませんでした。