大阪都構想

橋本市長の敗北は何故か虚しさを覚えてしまいました。

あれほど大騒ぎしたのに結局なにも変わらないのです。

既存の議員やサービスを受けている高齢者の

既得権益を失いたくないとの大抵抗の結果なのでしょうか?

まるで主張をことにする政党が

自らの身を守るために手を取り合ったことは

実に奇妙でした。

私は東京在住なので大阪が都になろうが

なるまいがあまり関係ないのですが、

生物の種は絶えず進化していなければ絶滅するという

赤の女王仮説を思い出してしまいました。

大阪は自ら自滅の道を選んだのかもしれません。

環境の変革よりは実はいつの間にか滅んでいくプロセスのほうが

人は安堵できるのです。

政党の違う議員で表面的な主張は違っても

生物学的な特質は根っこで一緒だったようです。

これまでの数年間は何だったのか

関係ないのに

体から気力が消えていきました。

理想や情熱は

目先の欲には勝てないのです。