バトミントン選手賭博:アスリートとギャンブルのジレンマ

またまた、アスリートと賭博の問題が持ち上がっています。

バトミントン日本代表入りが確実視されていた

NTT東日本所属の桃田賢斗(ももたけんと)と

田児賢一(たごけんいち)が違法な闇カジノ店に

出入りしていたことが発覚し大騒動となっています。

多くの人は

こいつら誰だ?

 

と思ったのではないでしょうか?

卓球以上にマイナーなバトミントンです。

特に男子はまるで注目されていませんでした。

皮肉にも今回の騒動で

日本のレベルもかなりのものと国民は知ったのですが、

この二人、注目されてもオリンピックにはもう出れません。

世の中、ジレンマだらけです!!

ところでここのところの賭博問題

一流アスリートは何故、

ギャンブルにハマるのかと疑問を抱かれた方も

多いのではないでしょうか?

バレたら身の破滅が待っているのに・・・・。

ここにはもっと深いジレンマが潜んでいます。

実はこれらの現象は全て男性ホルモンの悪戯です。

男性ホルモンは性欲を増長するだけではありません。

男性の筋力や運動能力を高め、闘争心を生みだします。

つまりスポーツの才能豊かな人は男子でも女子でも

男性ホルモン値が高いことになります。

この男性ホルモンはまた運動や競争によっても

逆に高まります。

筋トレや勝ち負けを争うスポーツで勝利することで

さらに増幅されるのです。

男性ホルモンはギャンブルからも相互に同じ作用を起こします。

男性ホルモンの高い人は勝ち負けゲームが大好きで、

勝負事にのめり込みやすい傾向にあります。

またギャンブルを行うことで男性ホルモンは高まり

更にその人の闘争心と運動力を増強します。

男性ホルモン・テストステロンはアドレナリンを増量させて

快感ホルモンのドーパミンを活性化します。

ドーパミンは脳内麻薬と言われるくらいで

快楽を更に求める特性があります。

これは性的な快感と同じように喜びを人にもたらします。

強いアスリートはこのジレンマにハマり込むことが多いのです。

男性ホルモンが高い人は優秀なアスリートになる可能性があり、

ギャンブルを好みます。

ギャンブルは更にテストステロンを高めてアスリートの能力を高め

高揚させます。

逆に男性ホルモンが高くない人は

ギャンブルにハマる可能性は低くなりますが、

その代わりアスリートしての資質にかけることになります。

この強いアスリートのギャンブル嗜好は構造的には

中学生男子のマスタベーションと一緒かもしれません。

解かっているけど止められない!!

しかし、考えてみれば世の中、

なんでこんな厳しく潔癖化して

完璧な人間を求めるようになったのでしょうか?

昔はプロ野球の選手や芸人、飲む打つ買うは当たり前で

それが一つの象徴でした。

優れたプロ運動選手や俳優、歌手、落語家は

常にギャンブルと女と薬等に溺れていたのですが

割と世の中は許していた気がします。

彼らは男性ホルモン値が高いから男しての魅力に溢れていたのです。

男性ホルモンが求めるものは刺激的な快楽です。

真面目で道徳的で品行方正で魅力的なアスリートや芸能人などは

自然の法則から言えばあり得ないのです。

これまで見てきた企業のトップや成功した一流のビジネスマンは

例外なく女好きで賭けゴルフ、マージャン大好き人間でした。

その人たちはつまりテストステロン値が高いことで人生をかけて

栄光を手にした人たちです。

不倫も駄目、ギャンブルも駄目、

成功しても快楽を貪れない時代になってきたということですか??

社会全体が特別に楽しむことは許さない嫉妬の社会になってきています。

多少の悪戯も許してくれないようです。

人生益々つまらなくなりますなあ~!

今日のニュースを見ながら感じた事でした。