赤とんぼが日本の風景から消えている??

日本の野山で赤とんぼが消えているといいます。

0.1%まで個体数を減らしている地域があるそうです。

そういえば数年前まで近所の公園で見られた赤とんぼ、

ここ2~3年見かけていません。

我々が言うところの赤とんぼはアキアカネというものです。

秋になるとオスは赤く染まるトンボです。

平地の田んぼや池で繁殖して

夏になると高原に避暑に出かけるというセレブな生態を持っています。

30度以上になると生息できないのだそうです。

子供のころ父の田舎の山間地に行くと

赤とんぼがたくさん飛び交っていたのをよく覚えています。

みんな避暑に来ていた贅沢ものだとは知りませんでした。

そして秋にオスは成熟して真赤のトンガラシ色になって

また平地に帰ってくるのです。

あの真赤な赤とんぼは仲間の間では価値ものでした。

 

数を減らしている原因は農薬だと言われています。

えええええ!!

ちょっと待ってください。

最近農薬はあまり使わなくなったのでは??

低農薬農法や有機農法が主流になったのでは??

どこのスーパーもデパートも通販もそれがみんな売りではないの?

どうやら我々は騙されているようです。

業界の人たちは表向きだけ低農薬、無農薬を訴えて

ますます農薬を使っているということでしょう?

そうでなければ赤とんぼがいなくならないのでは?

赤とんぼがいなくなるくらいですから

当然人間にも大きな害を及ぼすことが予想できます。

昔なかったアトピーや花粉症なども農薬が原因ではと言われています。

数十年前にある学者は

農薬は人間の脳を狂わせる。

これからは都会より田舎で殺人事件が多発するはずと

警鐘を鳴らしました。

のんびりした田舎で悲惨な殺人事件が起きる原因だそうです。

そういえば数年前に世界中からミツバチが消えていることも

話題になりました。

これも農薬が原因と言われています。

私も昔、ミツバチを中学高校のころ飼っていましたが、

農協がヘリコプターで農薬を散布すると

大量のミツバチが死んだことをいまだに恨みに思っています。

赤とんぼ絶滅は我々が知らない間に

密かに進んでいる恐怖のシナリオです。

人間の体を直接蝕み次第に人類を死滅させる化学物質も

何らかの大きな規制が必要です。

何か起きた時には遅すぎるのです。