芝桜が満開の季節になりました。
一面に濃いめのピンクが広がり人々の気持ちは浮かれてきます。
そしてあちらこちらでその豪華さを競い合っています。
豪華さとは株数とその面積です。
植えているその株数やその植え込み面積が
人を呼びマスコミに取り上げられる差別化になっているようです。
株数が何十万とか面積が何万平方メートルは当たり前で
広々とした土地に一面に咲き誇るその風景は
見事でため息も漏れるくらいです。
特に女性は魅了されています。
しかし、芝桜を見に行くその人たちは夏とか秋とかまるで
シーズンは外した時に同じ場所に行ったことがあるのかと考えてしまいます。
花のない芝桜はただの芝です。
一年のうちの2~3週間の為に、全国の自治体は
山野の広大な森や林を伐採しています。
1年のうち、言ってみれば、330日は殺風景な状況です。
おまけに芝桜は外来種です。
たしか外来種は日本古来の固有種を絶滅される危険があるのでは?
それをお役所が積極的に繁殖させているのです。
日本の各地はこんな競い合いいつまで続けるのでしょうか?
何も考えていない観光の振興・・・・・。
自治体の知恵のなさをと本質が分からない姿が
そこには見えるだけです。