先日安部内閣は歴史的な慰安婦問題解決のための合意を韓国政府と行いました。
やっと解決かと韓国にうんざりしている国民の多くは安堵し、
阿部内閣には賞賛の声さえ上がっています。、
しかし、右翼の人たちにとって韓国サイドに対する妥協は
阿部内閣の裏切り行為と捉えているようです。
それよりはもっと反発しているのは
韓国の慰安婦の人たちとその支援団体です。
どうやら今回の日本側の姿勢にはまったく満足していないようです。
彼らが望んでいることは
多分、阿部首相の土下座と直接日本の国家予算による
充分な補償のようです。
つまり、阿部首相が直接それぞれの元従軍慰安婦の人たちに
土下座して回り、お金を慰謝料を直接渡せといっているのです。
これはまるで今の沖縄と一緒です。
100%自分らの主張や希望が叶わないなら
妥協はしないと言っているのです。
自分らは被害者であり、これまでどんなに日本の蛮行で
傷ついてきたかということを主張して
それに対して決して許すことはないと宣言しています。
しかし、この世の中一方の言い分が100%通るようなことは
ないのが常識です。
しかし、韓国も沖縄もそして中国も
100%認めろ、そして永遠にその罪は消えないと主張しています。
次から次へと新たな難題を突きつけてきて
時の政権を追い込んできます。
この手口は日本のヤクザの因縁付けのユスリより
まだ酷い気がします。
どうしてここまでもつれてしまったのでしょうか?
よく比較されるのがドイツの近隣諸国への姿勢です。
ドイツはナチの罪を全面的に認め常に国民一体となって
謝罪と反省を繰り返しています。
日本はお金だけで解決を図り、
真摯な謝罪の姿勢を示してこなかったと言われています。
罪を認めることなく
少しのお小遣い程度でなんとか誤魔化そうとしてきたのです。
結果、更なる謝罪と大金を要求されています。
完全に元慰安婦や韓国国民の気持ちを屈曲させてしまい、
もはやどうやってもその感情の修復は出来ないような状態になって
しまっています。
小手先でその場を取り繕い
逃れようとした結果といえます。
この日本の謝罪や保障のやり方は
けっしてうまいやり方とは言えないのは明らかです。
我々もこのことは教訓として学ばなければなりません。
例えば、女性ともめたときには
図らずも女性を弄んでしまい追及を受けたときは
中途半端な曖昧な態度で誤って小銭でごまかしたりすると
事態はますます悪化することになります。
最終的には多額な金銭を要求されることが多くなります。
こんなときはどうするか?
二つの徹底した手段が考えられます。
一つはただただ誠意をもって誤り通すのです。
お金は一切使いません。
言葉は態度はタダです。
兎に角、許しを請うことが
一番経済的であり、後々まで禍根を残さないのです。
すこし、悔しいのですが
将来も何かにつけて誤り続けることも必要です。
もう許されてもいいはずなどと
甘い考えは捨てなくてはなりません。
ドイツを見習うのです。
国民全体が謝罪を続けています。
それが一番安上がりです。
もう一つはまったく逆の姿勢になります。
事実を認めないことです。
浮気がばれても決して認めません。
謝罪もしません。
なかったことにするのです。
実際にトルコやロシアなどは
過去の大虐殺をまったく認めておらず
証拠も隠蔽しています。
この対応はかなりの強い気持ちと知恵が必要ですが、
成功するとかなりの状況の打開になります。
しかし、失敗するとリスクは大きくなります。
そのときは相手の決別も覚悟する必要があります。
日本は最初は慰安婦の存在を否定していましたが、
途中で弱気になったこと、覚悟を持たなかったことで
今日に至っています。
従軍慰安婦問題は少女像の撤去などの完全解決は見ることはないと
思われます。
いまや韓国人自体の民族価値を肯定するための
ツールとななってしまいました。
彼らの夢は日本の首相の土下座です。
それによって初めて日本に蹂躙されてきたこの1世紀の間の
民族の屈辱が晴らされるものと信じているような感がします。
こじれてしまった隣人や女性との関係は
努力すればするほど泥沼にはまり込んでゆくのが常です。
こうなるともはや関係を絶つしか手がない気がします。
それとも永遠に土下座を続けるか・・・・。
韓国の民族の日本への怨念は極めて深いことを
我々は認識することが必要です。
その恨みの深がここまでくるとこれ以上付き合え切れない気がします。
われわれも覚悟しない限り先に進まないでしょう。
国民投票で2者択一の投票をしてみるしかないかもしれません。